CoB分析にようこそ
CoBとはチームコミュニケーションを重視して、よりパフォーマンスを上げるために開発されたタイプ診断ツールで、Communication on Businessの略になります。
最高のチームを作ろう
社会で仕事をするとき様々な人がいますね。でもどのようなメンバーを組み合わせると仕事がうまくいくか?ここではその分析をしていきます。CoBはトニーアレッサンドラ教授の著書によるプラチナルールをもとに開発されました。
4つのタイプがいる
皆さんを4つのタイプに分け、そのタイプの人々がバランスよくチームに存在していることがプロジェクトの成功の秘訣になっています。さて4つのタイプとはこのようになります。
(1) コントローラー
(2) プロモーター
(3) 分析官
(4) 調整役
コントローラーは決められたことはグイグイ進めてくれますが、会話下手。極端なこのタイプは協調性ゼロなので、コントローラーだけのチームでは明日にはプロジェクが喧嘩別れします。
プロモーターは天才的発想をもち、常に新しい方向性を見出してくれます。だけど時間にルーズで、決められたルールに従うのは大嫌い。プロモーターだけのチームでは、そもそもチームがスタートしません。
分析官は冷静に状況判断をし、適格なアドバイスをチームに投げてくれます。しかしそれは時として冷たく、いわゆる空気が読めない人種です。常にプロジェクトから一歩引いて客観的な視点を持つので、プロジェクトの推進には向きません。
調整役はメンバーのコネクト役です。みんなに寄り添って悩みを解決するために奔走してくれます。ですがこのタイプはゴール達成より、メンバーの気持ちを大切にします。よって調整役だけの集まりでは、プロジェクトのゴールがいつまでたっても見えず、永遠に終わりません。
違うタイプの集まりがうまくいく
このように例え優秀な人の集団でもタイプが偏った組織ではプロジェクトはうまくいきません。バランスが大事なのです。
CoB分析では、4つのタイプの人が、プロジェクトに参加している状態を推奨しています。そしてそれぞれのメンバーのタイプを、各メンバーが認識する。良い点を認め、悪い点を補完しあうことでプロジェクトを成功に導くことを目的としてます。
自分とは違うタイプだから必要
人はどうしても自分が持っていて、それを他人が持っていないときにストレスを感じます。ですがチームプレイにおいては自身が持つ特性よりも、持っていないところを補完してくれる他者の方がよほど大切なのです。
コントローラーはプロジェクトを進めることは得意ですが、コミュニケーションが下手、決められたことはしっかりできるが創造性に欠ける。コミュニケーションは調整役が、創造性はプロモーターが補ってくれるでしょう。そしてプロジェクトの成果が、ちゃんと評価を得られるかは、分析官に聞けばいいのです。
私たちはチームを構成するときに、このタイプを見極めて、バランスよく組織することにより、より成功確率を上げるプロジェクトになることを望んでいます。
ではまずあなた自身のCoB分析をしてみましょう。